国内ジャガイモ農業が大打撃を受けて消え去るわけです。日本、米産トウモロコシ輸入へ=米中対立の余波-首脳会談


"でん粉からできる異性化糖農畜産業振興機構" https://alic.go.jp/koho/mng01_000043.html ←これ、日本人の発明で、食品の糖分が砂糖から果糖異性化糖に変わったのです。
で、トウモロコシの用途の多くがこれ。畜産はこれから縮小するので、余剰トウモロコシは果糖異性化糖に流れると思います。結果、国内ジャガイモ農業が大打撃を受けて消え去るわけです。皆勘違いしているがデントコーンは、果糖異性化糖やアルコールをとるための原料トウモロコシであって、人間にとっては食えたものではないです。食卓には上ってきません。

そして畜産は安倍自公政権の手による関税大幅引き下げでこれから急速に縮小します。

故に玉突きで原料ジャガイモが壊滅します。説明しますと、国内では果糖異性化糖は、ジャガイモからとる例が多いです。

果糖異性化糖は、もともと余剰だったサツマイモの消費のために日本で開発されました。

国内市場規模は、1000億円たらず。9割を日本スターチという業界団体が握る事実上の管理市場です。ここで吸収できる量は限られています国内では、農業保護のために日本スターチ経由で一定割合の国内澱粉=ジャガイモなどを消費する義務があります。

多少頭が回れば、合衆国の大余剰デントコーンを輸入するのでなく、果糖異性化糖やアルコールとして合衆国から輸入する可能性がありますね。そうなると国内産業への打撃は大幅拡大します。砂糖は高いのです。
ですからいくら合衆国人であっても数千万人が樽になるような供給は出来ません。その上キューバ革命で砂糖の大輸入元を失っている。

そこに現れたのが果糖異性化糖。とにかく安い。澱粉なら何でも原料に出来る。

結果デントコーンという原料トウモロコシが爆発的に広がりました。身近にある果糖異性化糖はガムシロップです。

あれをタンクローリーやタンク車、タンカーで運ぶのです。まさに大量生産、まさに工業。

糖が革命的に安くなったのです。

結果、清涼飲料刷りなどのスーパーサイズ化が起こり、合衆国市民が数千万人というよりも億が見えるほどの人数、樽になりました。

日本、米産トウモロコシ輸入へ=米中対立の余波-首脳会談

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190826-00000003-jij-pol