維新が議員の給料を2割カットして、その分を被災地に送っていると言ってるが、そういうことではないのだ。きちんと民主的な手続きで公正な徴税の方法と、必要なものにコストをかける仕組みを作ってくれないといけな


維新が議員の給料を2割カットして、その分を被災地に送っていると言ってるが、そういうことではないのだ。きちんと民主的な手続きで公正な徴税の方法と、必要なものにコストをかける仕組みを作ってくれないといけないのだ。国会議員は「篤志家」ではないし、そんなものを求めていない。またぞろ、日本維新の会が議員報酬をカットして、それを義援金として被災地に送ろうとしている。あなたたちの仕事はなに? いまだに大阪府内で昨年の地震の爪痕がくっきりと残っていいるじゃないか。地元の被災者でも公的に救済できないでいるのに、報酬をカットした分を送ってごまかすんじゃないよ。こういう維新がやってることは、改革でも政策でもなんでもありません。単なる「篤志」です。政治家の仕事ではありません。政治家なら国の仕組みを、まずは一番困っている者のために使いやすくする、そして国の予算をそこにつける、そのための障害は除去する、そういうことを考えるべきなのです。維新は、自分たちに関係するビジネスや、自分たちがさも「身を切って」、なにか「やってる」感を出す演出方法を絞り出すことについては抜け目がないようですが、本来の政策については本当は関心がないのではないでしょうか。