増加する日本人出張者や駐在員によるセクハラ事例。「輸出」される日本の恥

増加する日本人出張者や駐在員によるセクハラ事例。「輸出」される日本の恥

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190320-00188217-hbolz-soci
最近、この国の欠陥の多くが、多くの男性を幼児のまま成人にする社会システムに原因があるのではないかと思う。男であることだけを理由に優遇されれば、女からの同等に人間扱いしろという訴えすら「権利の侵害」に思えるだろうし、結婚して子を持っても自分を「親」の立場に置くことが出来ず、「大事にされて当然と思ってる巨大な長男」という存在になり、妻に母親役を求める。

心性は幼児でも身体も社会的立場も成人男性なので、その「わがまま暴君ぶり」にも性意識や性欲が絡んでくる。すると「セクハラパワハラ巨大幼児」となる。根拠なき優遇に「日本人だから」も加われば、レイシストへの道はすぐそこだ。「日本人だから」の自尊意識の邪魔になるものは全て攻撃と映るから。成長過程で根拠なく与えられた優遇に気付くことなく年齢を重ねた後で、内省の思考回路を育てるのは難しい。逆に言えば年齢を重ねてそれに成功した男性は、思考力や内省力に富んでるということだと思う。

男性を、理由のない優遇も、あるいは個性を無視したマチズモ押し付けの抑圧もすることなく、個性のまま等身大に、かつ他者への敬意や、ほど良き無関心を持てる人間に育てることが出来たら、この国のかなりの問題が解決するように思う。