権力者を縛る“法の支配”の意味を理解できていない安倍氏の正体が国会で露呈した:今の自民党には猫の首に鈴をつけられる長老はいないのか、ほんとうに情けない!
新ベンチャー革命2019年3月8日 No.2278
1.ウソと欺瞞のカタマリ・安倍氏はまたも国会で大恥を晒した!
その質問は、“法の支配”の対義語は何ですか“という極めてシンプルかつ根本的な質問でした。ところが、安倍氏はしどろもどろになって正しく解答できなかったのです。
ところが、マスコミはこのニュースを取り上げていません、おそらく、安倍官邸から強く圧力を掛けられているのでしょう。
2.小西議員の質問は、今の安倍氏を含む日本の権力の根本問題に触れている
法の支配と人の支配については、著名な法学者・山口二郎氏はわかりやすく解説しています(注2)。
法の支配の意味は、権力者にも法が適用されると言う意味のようです。欧米民主主義国の法体系の基本原理こそ、”法の支配“だそうです(注3)。
戦後日本は、周知のように、欧米先進国と同様の民主主義国家体制となっています。したがって、日本国首相の安倍氏にも、国民と同様に、法の支配が適用されるのです。これこそ民主主義の根本原理です。
ところで、その安倍氏は、最近、国会にて、“私が国家です”と思わず、本音を吠えています(注4)。
この発想は、民主主義国家体制の欧米先進国の国民が最も嫌う、中世の独裁国家の国王がクチにする時代錯誤の発想です。
上記、小西議員は、安倍氏の本音では、自分が日本のすべてを支配すると考えていることを皮肉ったつもりでしょう。
要するに、今の日本国民にとって最大の不幸は、民主主義原理をまったく理解できていない人物が、あろうことか、民主主義国・日本の総理大臣をやっているという現実にあります。
3.民主主義国家の基本原理すら理解できていない安倍氏に恥という概念があれば、とっくの昔に首相を辞任しているはず
安倍氏は、幼少時から今日まで、コネと裏口で人生を歩んできて、基本的な教養を身に付けていないと本ブログでは観ています。
さらに言えば、安倍氏は、教養のみならず、自己分析能力も身についていないため、周囲から自分がどう見られているかという自己分析力がないのです。その結果、彼には“恥の概念”が欠落していると思われます。
これだけ、国民からバカにされても、平気で総理の座に居座っている神経こそ、恥の概念が欠如していることを雄弁に物語っています。
今の自民党には、猫の首に鈴をつけられる人材はいないのでしょうか。
注1:阿修羅“安倍首相また国会で赤っ恥「法の支配」の対義語を知らず(日刊ゲンダイ)”2019年3月7日
注2:Civil Social Democracy“「法の支配と人の支配」”
注3:法の支配
注4:本ブログNo.2272『今もってまったく解決していない森友学園事件の本質は、自由民主主義国・日本の総理大臣・安倍氏は戦前の教育勅語を絶賛する反・自由民主主義者であることを全国民に知らしめた現実にある』2019年3月1日
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転載元: 新ベンチャー革命