拡大する米国の「最低賃金15ドル」。賃金を1ドル上げれば人々の命が救われる

拡大する米国の「最低賃金15ドル」。賃金を1ドル上げれば人々の命が救われる

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昨年7月から最低賃金が時給15ドルとなったサンフランシスコ市とその周辺にある市ででも、労働者の生活環境に大きな変化が出ているというカリフォルニア大のマーゴット・クシェル博士のコメントも同記事では紹介されている。

「精神的安定度は飛躍的に向上し、眠りの質も向上し、食生活が健康的なものに変わる。最低賃金を1ドル上げることが人々の命を救うことになる」

 またジョージア工科大のリンゼー・ベリンジャー助教授が2017年に行った調査によると、最低賃金が1ドル上がると子どもに対するネグレクトが10パーセント減少するなど、家庭内での子どもに及ぶ影響も大きいことも言及されている。