在ベトナム日本大使館員が告発 外国人実習生の悲惨な実態

ベトナムでは、12万人と最多の技能実習生を日本に送り出していますが、失踪者は年間7000人を超え、現地の日本大使館員までが「ベトナムの若者の人生をメチャクチャにしている」と訴えています。
ベトナム日本大使館員が告発 外国人実習生の悲惨な実態


10月13日にベトナム・ハティンで開催された日越人材育成交流会。訪日希望の学生や教育関係者ら240人が参加した。日本大使館を代表して桃井竜介1等書記官があいさつ。多くのベトナムの若者が日本で働いていることを喜びつつ、こう語ったのだ。<ベトナムは(日本での)技能実習生の失踪者数、犯罪検挙件数がワースト1位。ベトナムの若者は決して最初から犯罪をしようと思って日本に行っているのではなく、犯罪をせざるを得ない状況に追い込まれています。ベトナムそして日本において、悪徳ブローカー、悪徳業者、悪徳企業が跋扈しており、ベトナムの若者を食い物にしています><日本におけるベトナムのイメージ、そしてベトナムにおける日本のイメージが悪化することを懸念しています。本問題は大使館にとって最重要課題です>