日中経済比較

日中経済比較
一人当たりの名目GDP(USドル)の推移 

最新2016年:中国人4名≒日本人1名
人口比率:中国人10名≒日本人1名
日本人1名と中国人4名で釣り合いが取れるけど、ここ数年日本は頭打ちで伸びる要素がない。反面中国はまだ上昇中。さらに人口比で中国は日本の10倍なので、日本が中国に対抗するには人口を増やすか、移民を入れるしかない。ただし日本の影響力は低下してるので移民が来る保証はない。
名目GDP(USドル)の推移

最新2016年:
中国=11,383
日本=4,412
名目GDPでも中国は日本にダブルスコアをつけ、やがてトリプルスコアに近づいている。グラフを見れば一目瞭然だが、日本はこれも頭打ち。中国の経済成長が鈍化したと言われるが、中国はバブル崩壊時の日本と違いまだ人口ボーナスによる購買層の成長が潜在している
購買力平価GDP(USドル)の推移

最新2016年:
中国=20,853
日本=4,901
一人当たりの購買力平価では中国人2.5名で日本人1名に相当。これだけでどちらの国の経済状態が良いか悪いか判断は決めにくい。純粋に両国の数値を比較して見えることは、一人当たりの購買力にそう大差がないこと。本来なら人口の多い中国人10名で日本人1名と釣り合いが取れてもおかしくないが
経済成長率の推移  

最新2016年:
中国=6.49%
日本=0.49%
ここ数年「中国の経済成長が鈍化、景気低迷」と言われ、日本から「中国経済崩壊」とまで期待された中国はそれでも毎年5%以上の経済成長率を維持。日本は2008年以後の経済成長率は2%以下からマイナスを記録。2012年末からアベノミクスが開始したが経済成長率は毎年1%前後。
GDPデフレーターの推移    

最新2016年:
中国=115.97
日本=95.34
景気の良し悪しを測るGDPデフレーターでは、中国のグラフは毎年物価上昇でインフレ継続。日本のグラフは近年ようやくデフレが止まりインフレトレンドに向くかどうかの状態。両国のデータは対照的。これで中国と日本の将来の景気動向が予測できる