「緊急事態条項」が、逆に事態を悪化させる可能性を示唆/緊急事態条項「極めて重い課題」 熊本地震で官房長官

「緊急事態条項」が、逆に事態を悪化させる可能性を示唆

昨日,政府は「今日中に青空避難所というのは解消してくれ」と屋内に避難させるよう自治体に求めた。
しかし、熊本県知事は「避難所が足りなくてみなさんがあそこに出たわけではない。余震が怖くて部屋の中にいられないから出たんだ。現場の気持ちが分かっていない」と不快感を示した。
結果的には,青空避難の方が,より安全だったことになる。
やはり現場判断こそ尊重されるべき。当然だ。
ところが,菅官房長官は,昨日,緊急事態条項の憲法改正による新設が「極めて重く大切」とコメント。
現場から遠く離れた東京の内閣が全権を握って,指揮権を振るうスタイルのは正しくない。