続報真相 海外メディア東京特派員らが語る 日本「報道の自由」の危機

続報真相 海外メディア東京特派員らが語る 日本「報道の自由」の危機
政府の口出し自体が大問題/安倍政権で低落、世界61位に/事実掘り起こす調査報道を
経済誌エコノミスト』記者デビッド・マクニール「安倍政権を批判したキャスターがそろって去るのは偶然とは思えないね。背景に何があったのか、団結して3人【国谷、古舘、岸井】で会見したらどうか」「利用価値のあるメディアの取材には応じ、批判的なところには圧力をかけるアメとムチ戦略。そうやってリベラル勢力の排除を徹底しているのが安倍政権」
仏紙『ルモンド』東京特派員フィリップ・メスメール「フランスだったら、与党が公然と放送局幹部を呼び出しただけで問題化するね」「外国人記者外しは、逆に言えば、日本人記者の質問は怖くないと政権・与党になめられているということ。それに対して、なぜもっと怒らないのですか」「新三本の矢のゴールは、どうみても非現実的。外国人記者が質問できたら、ゴールが間違ってませんかと聞いたのに」
「(高市停波発言)なぜ今発言したか、文脈を考えると、単なる法解釈の説明とは言えない」「ガーディアン」J・マッカリーさん 
日本外国特派員協会での会見は、在特会と仲良しこよしの山谷えり子、松島みどりので最後。両氏がヘイトスピーチを先導する「在日特権を許さない市民の会」との関係や認識をただす質問攻めに遭い、以後は閣僚会見が途絶えたのだ
事実掘り起こす調査報道を/外国人記者は安倍政権批判を強め、戦う日本人記者と連帯している。なぜ日本メディアは抗議の声が弱いのか。「サラリーマン記者が多い日本メディアは横のつながり、共通の倫理観が弱い」NYタイムズM・ファクラーさん