[週刊ハンギョレ21]韓国が今のように暮らせているのは日本のお金のおかげだって?

[週刊ハンギョレ21]韓国が今のように暮らせているのは日本のお金のおかげだって?

恥ずかしいとも思わずに時代遅れの歌をまだ歌う 
そんな彼らを見て1951年のサンフランシスコ講和条約を改めて考える
「韓国が今のように暮らせているのは、1965年の韓日協定の時に日本が渡したお金のおかげが大きいのではないか」、安倍晋三政権の代弁紙と言われる日本の極右新聞のソウル駐在論説委員は話した。そういう時には言うまでもなく、36年に及ぶ日帝強制占領期間に鉄道、道路を敷き、工場、学校を建ててやったおかげで今日の韓国があるという話まで飛び出してくる。もちろんそれは英国がインドを植民支配して、中国で阿片戦争を起こして蹂躪したこと、フランスがアルジェリアを植民支配したこと、イタリアがエチオピアを侵略したこと、ドイツがポーランドを踏みにじったことが、インド、中国、アルジェリアエチオピアポーランドの発展のためにやったことだとか、それらの国々の現在の発展が賠償金(または補償金など)のおかげだと主張することくらいにとんでもない意見だ。愛してるから殴り殺したとか、助けようと思って奪ったという話と同じくらい。それでも戦後70年が過ぎた現在もなお、その時代遅れの歌をまだ歌いまくるとは、恥ずかしいとも思わずに。