ぶっちゃけて言うと、外交儀礼で二国間協定(グアム移転協定)上「辺野古が唯一の選択肢」と壊れたテープのように繰り返してはいても、トランプは側近に漏らした本音では「辺野古移設反対」で、それでも移設を強行す


トランプ大統領日米安保破棄の考え側近に漏らしていた-関係者

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-31418694-bloom_st-bus_all&p=1
返信先: さん、さん、さん

トランプ大統領は沖縄の米軍基地を移転させる日本の取り組みについて、土地の収奪だと考えており、米軍移転について金銭的補償を求める考えにも言及したという」

トランプ大統領日米安保破棄の考え側近に漏らしていた-関係者(Bloomberg) - Yahoo!ニュース

トランプが使った「金銭的保障」の意味。原文によれば(※日本語版にはない) 、トランプは「普天間基地の土地の下に開発のポテンシャルがあり、その地価は100億ドルに上ると見積もっている」そうだ。つまり跡地利用したい日本の土地利権が絡んでいると暗にバラしてしまった。これが日本語版報道に無い原文の問題部分。つまりトランプは、辺野古移転はアメリカの国益にはならず、『日本の要望で』辺野古移設を強行するなら、普天間基地土地開発利権から生じる機会損失分を補填しろと言っているのだ。それが「金銭的補償」の意味。これはかなりの爆弾発言である。

左がBloomberg記事の原文。右がその「日本語版」。日本語版では敢えて、原文にある核心的な記述が省かれていたということだ。これだから国際メディアの日本語版(「和訳」ではない)記事は鵜呑みにできない。日本語で報じられると不都合な真実。それはこうして原文を辿れば見つけることができるのだ。ぶっちゃけて言うと、外交儀礼で二国間協定(グアム移転協定)上「辺野古が唯一の選択肢」と壊れたテープのように繰り返してはいても、トランプは側近に漏らした本音では「辺野古移設反対」で、それでも移設を強行するなら「俺の機会損失分補償しやがれ」ということなのだ。まさに『不動産王』の発想。




Trump Muses Privately About Ending Postwar Japan Defense Pact

https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-06-25/trump-muses-privately-about-ending-postwar-japan-defense-pact