【大阪府・大阪市に勝訴!】歴史資料館「ピースおおさか」についての情報公開訴訟。5月24日付で最高裁は大阪市・大阪府の上告を棄却しました。情報を非公開とした違法性が確定しました。

大阪府大阪市に勝訴!】
歴史資料館「ピースおおさか」についての情報公開訴訟。5月24日付で最高裁大阪市大阪府の上告を棄却しました。情報を非公開とした違法性が確定しました。市民に情報を隠してまで強行された「加害の歴史の隠蔽」の正当性が問われます。
今回の最高裁での勝訴(2019年5月24日)は、2年前の2つの大阪高裁判決を維持したものです。その間に、大阪市長大阪府知事は入れ替わりましたが、2人とも敗訴から逃げることはできませんでした。
情報を非公開にしたことは違法という明快な判決でした。








大阪府大阪市が敗訴した理由は「歴史認識にかかわる資料館の展示変更を、批判されないよう秘密裡に強行したこと」にありました。
裁判所は「展示内容は戦争の歴史認識にも深く関わり、公開して議論の対象とすることが望ましかった」と認定し、非公開を違法としました。
【維新の悪政、最高裁で敗訴】
大阪府大阪市が同時に敗訴したのは初めてです。
「市民に知らせずに資料展示を変更して歴史を改ざんした」ことが問われた裁判でした。
「維新」STOP!さんが大前 治 (弁護士)をリツイートしました
最高裁で確定・・・維新の府政・市政による情報非公開は違法】
維新は「情報を公開する」などと公約していますが、実際には都合の悪い情報を隠しました。大阪高裁では「松井知事と吉村市長」が敗訴し、さらに最高裁では「吉村知事と松井市長」が揃って敗訴しました。
「職務上通常尽くすべき注意義務を尽くすことなく漫然と本件非公開決定をした」って、松井一郎氏(当時大阪府知事)に対して裁判所が、誰もが最低限普通にやることをやってないとダメ出ししてるわけだ。ピースおおさかの情報公開訴訟で松井氏らの敗訴決定。部落問題のほか近世身分制の歴史についても展示するリバティおおさかの補助金をカットしたのも、ピースおおさかの侵略などに関わる「加害の歴史」を削除させて展示の改装をさせたのも維新の会の首長たち。被差別身分と戦争への無理解は党全体の本質。