「エタ・ヒニンは十何人で暴行する犯罪のプロ」維新の長谷川豊参院選候補の発言が再び話題に

「エタ・ヒニンは十何人で暴行する犯罪のプロ」維新の長谷川豊参院選候補の発言が再び話題に

https://buzzap.jp/news/20190520-ishin-hasegawa-yutaka4/
日本には江戸時代にあまり良くない歴史がありました。士農工商の下にエタ・ヒニン、人間以下の存在がいると。でも人間以下と設定された人たちも性欲などがあります。当然、乱暴などもはたらきます。一族、夜盗郎党となって十何人で取り囲んで暴行しようとした時に、侍は大切な妻と子供を守るだけのためにどうしたのか。侍はもう刀を抜くしかなかった。でも刀を抜いた時に。どうせ死ぬんです。相手はプロなんだから、犯罪の。もうブン回すしかないんですよ。ブンブンブンブン刀ブン回して時間稼ぎするしかないんです。どうせ死ぬんだから。「もう自分はどうせ死んだとしても1秒でも長く時間を稼ぐから、大切な君だけはどうか生き残ってほしい。僕の命は君のものだから、僕の大切な君はかすり傷ひとつ付けない」といって振り回した時に一切のかすり傷がつかないのが二尺六寸の刀が届かない三尺です。「女は三尺下がって歩け」、愛の言葉です。



住友陽文さんがShoji Kaoruリツイートしました
日本維新の会が公認して立候補させようとしている長谷川豊は、江戸時代では「穢多・非人」は「犯罪のプロ」だったとデタラメを言ってる。奉行所の下請けをして犯罪人を取り締まる「御用」に従事する「穢多村」や「非人」集落はあった。むしろ話は逆だよ。侍が襲われたという話は彼の創作なのか?正確に言えば、長谷川が言ってることは被差別部落のことではない。江戸時代に被差別部落はないからだ。近世身分制の下にある「穢多村(かわた村)」や「非人」の集落等は異なる存在形態であり、それらを総括することはできない。それらが総括されて被差別部落として認識されるのは明治30年代以降だ。いや、その認識こそ長谷川豊と同じです。「反社会勢力」を取締の側が利用したと言って、江戸時代の被差別身分を違法集団としているのですから。江戸時代の被差別身分は違法集団でも犯罪集団でもないです。特に奉行所によって組織される被差別身分は公式にお上に雇用されているのです。日本維新の会公認候補の長谷川豊は「史実を述べる事」がなぜ差別にあたるのか?と疑問を呈するが、江戸時代の被差別身分集団が「犯罪のプロ」であったということ自体が嘘なのだから、それは「史実」でもなんでもなく、単なるデマ・捏造話ということになろう。