自衛隊が人集めに苦労しているのは旧軍の兵隊同様、陸海空士は労働条件が悪い有期雇用だから。自治体に未成年者の名簿提出を強要するのは不当。憲法改正の根拠に使おうなどというのは言語道断。自衛隊の恐ろしい実態

笹沼 弘志 @sansabrisiz

野宿者支援をしていると元自衛官の野宿者に出会う。任期制自衛官にとって幹部への道は針の穴ほどであり、退官した後に安定した仕事に就けるとは限らない。自衛隊が労働者使い捨てブラック企業の典型となってきた現実を改善しなければ彼らの権利は守られない。答えは改憲ではない。写真は臨床憲法学。

自衛隊の存在をどう受けとめるか: 元陸上自衛官の思いから憲法を考える


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商品の説明





内容紹介

安保法制に反対した元陸上自衛官がいた。
遺書を書かされたこと、捕虜の扱いや治安出動訓練、災害救助の実態を赤裸々に語った。
自衛隊明記の憲法改正案が提出されようとしている今、
自衛官の思いから自衛隊の存在と憲法との関係を考える。

第1章 元陸上自衛官からみた自衛隊の現実
第2章 東日本大震災への災害派遣での出来事
第3章 私は安保法制に反対です
第4章 自衛隊憲法改正に思う
第5章 末延発言から何を読み解くか
第6章 末延発言から戦場の現実を考える
第7章 末延発言がつきつける「自衛隊の現実」と安保法制
第8章 【対談】末延発言(「専守防衛」)に賛成できるか
【特別寄稿】パワハラ、いじめ、自殺にみる自衛官の思い

内容(「BOOK」データベースより)

安保法制に反対した元陸上自衛官がいた。遺書を書かされたこと、捕虜の扱いや治安出動訓練、災害救助の実態を赤裸々に語った。自衛隊明記の憲法改正案が提案されようとしている今、一自衛官の思いから自衛隊の存在と憲法との関係を考える。

著者について

末延隆成(すえのぶ・たかなり)
1962年茨城県ひたちなか市生まれ。1980年、高校卒業とともに陸上自衛隊に入隊。市ヶ谷駐屯地32普通科連隊、富士駐屯地の特科教導隊を経て、1984年3月に除隊。1986年1月に陸上自衛隊に再入隊。第12師団第12戦車大隊に所属している途中、保安警務隊にスカウトされる。保安警務隊に所属。1992年、鹿追駐屯地に移動。第5旅団第5戦車大隊に所属。2015年1月退官(二等陸曹/第5旅団戦車大隊弾薬補給陸曹)。
2015年7月、「わたしたちは戦わない!大集会&パレード in 北海道」(札幌弁護士会主催)で元自衛官として安保法制反対のスピーチを行う。それ以後、安保法制反対の抗議行動や集会に元自衛官としてスピーチなどを行ってきたことから、メディア関係者や平和運動関係者にその名が知られる。2016年秋以降、帯広駐屯地前で自衛隊南スーダンからの撤退を求める訴えを行う。2018年4月、安保法制違憲訴訟の原告となる。同原告団共同代表を務める。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

末延/隆成
1962年茨城県ひたちなか市生まれ。1980年、高校卒業とともに陸上自衛隊に入隊(18歳)。市ヶ谷駐屯地32普通科連隊(東京都)、富士駐屯地の特科教導隊(静岡県)を経て、1984年3月に除隊(退官)。1986年1月に陸上自衛隊に再入隊。再入隊後は武山駐屯地(神奈川県)で3か月間教育を受け、駒門駐屯地(静岡県)に移動。機甲科に所属し、3か月間戦車乗りになる訓練を受ける。相馬原駐屯地(群馬県)に移動。第12師団(現在の第12旅団)第12戦車大隊に所属している途中、同師団の保安警務隊にスカウトされる(相馬原駐屯地内)。保安警務隊員を務める。1992年、鹿追駐屯地(北海道)に移動。第5旅団第5戦車大隊に所属(2015年まで)。2015年1月退官(二等陸曹/第5旅団第5戦車大隊弾薬補給陸曹)。2015年7月、「わたしたちは戦わない!大集会&パレード in 北海道」(札幌弁護士会主催)で元自衛官として安保法制反対のスピーチを行う。それ以後、安保法制反対の抗議行動や集会に元自衛官としてスピーチなどを行ってきたことから、メディア関係者や平和運動関係者にその名が知られる。2016年秋以降、帯広駐屯地前で自衛隊南スーダンからの撤退を求める訴えを行う。2018年4月、安保法制違憲道東訴訟の原告となる。同原告団共同代表を務める

飯島/滋明
名古屋学院大学経済学部教授。1969年生まれ。専門は、憲法学、平和学、医事法

清末/愛砂
室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。1972年生まれ。専門は、憲法学、家族法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)