麻生氏「子ども産まない方が問題」発言→「誤解与えた」 と撤回(4年ぶり2回目)

麻生氏「子ども産まない方が問題」発言→「誤解与えた」 と撤回(4年ぶり2回目)

少子高齢化の原因を「産まなかったほうが問題」と述べる一方、平均寿命が伸びていることを評価した麻生氏。ところが、過去には“真逆”の失言で批判を浴びたことがある。2013年1月に開かれた社会保障国民会議。この時、麻生氏は終末期医療に言及。「さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろんなことを考えないといけない」などと発言し、のちに撤回した
麻生氏は終末期医療や延命治療に言及した際、終末期の患者を「チューブの人間」と表現し、「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない。さっさと死ぬから』と書いて渡してある」と発言。

さらに「いい加減死にてえなあと思っても、『とにかく生きられますから』なんて生かされたんじゃあ、かなわない。しかも、その金が政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますます寝覚めが悪い」などと述べた。(朝日新聞・2013年1月22日朝刊)
2016年6月には、北海道小樽市での講演で「90歳になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。オイいつまで生きてるつもりだよと思いながら見てました」と発言。高齢者への配慮に欠けた発言として批判を受けた。