「せっかく19年ぶりに出た日本出身の横綱が引退してしまうとは残念だ」という判で押したような報道やコメントは、稀勢の里から「日本出身の横綱」を引き算すれば何も残らない、ということを残酷な形で言い換えてい


何度も繰り返すけど、旭天鵬の優勝や武蔵丸横綱昇進を「非日本人によるもの」として排除しようという強い「意志」によって「日本出身力士」という新しい概念が創作された。そしてその言葉を連呼し続けているNHK相撲ファンにとっては稀勢の里の価値は「それだけだった」というわけ。
「せっかく19年ぶりに出た日本出身の横綱が引退してしまうとは残念だ」という判で押したような報道やコメントは、稀勢の里から「日本出身の横綱」を引き算すれば何も残らない、ということを残酷な形で言い換えているに過ぎないよ。実際にそう思っているんだろうけどね。
メディアにおいて、
優勝しても「横綱失格」「見苦しい」とか言われてる大横綱とさ、どんなに負けても「頑張れ」「引退しないで」とか言われる横綱
何なんだろうねほんと

「大切な日本人横綱」知らねーよ
俺にとってはな、朝様も白鵬日馬富士鶴竜稀勢の里も「大切な大相撲の横綱」なんだよ!
横綱になったら陥落せず、負けが続いたら空気を読んで引退を申し出る」という暗黙の了解に応じない新世代の日本人横綱による「前人未踏の800連敗」「空前絶後の30場所連続休場」「横綱は今日も部屋でゲーム、午後からはアイドル現場です!」と言った報道こそが日本人に真の勇気を与えてくれるはずだ