松本人志という人物を見ると、マッチョへの憧れと後輩芸人への「いじり芸」、そしてアイドルの自殺への発言と、一本の線で繋がっているように感じます。強さに対する過剰な信仰と、弱者に対する剥き出しの軽蔑心、「
松本人志、愛媛ご当地アイドル自殺に「死んだらみんながかばってくれる風潮がすごく嫌なんです」
http://news.livedoor.com/article/detail/15441939/
自殺した方に「何が合っても生きろ」「死ぬのは負け」などと勘違いした発言をする人がいますが、そのような死者に対してまで上から目線の奢った人間に、死ぬほど悩んでいる方の苦しみを救うことなど決して出来ないと思います。私たちに必要なのは、他者の苦しみに共感を示し続けることしかないのです。私の松本人志氏批判に、彼を擁護する声もありますが、彼は高校時代にいじめで同級生を自殺寸前まで追いつめていたことがあるのです。彼の「いじめ芸」には、人を死に追いやる力があるのです。
松本人志という人物を見ると、マッチョへの憧れと後輩芸人への「いじり芸」、そしてアイドルの自殺への発言と、一本の線で繋がっているように感じます。強さに対する過剰な信仰と、弱者に対する剥き出しの軽蔑心、「悔しかったら強くなって見ろ」と言わんばかりです。それは病める日本の縮図に感じます
松本人志氏の「自分の娘が色んな男に輪姦されても仕方がない、自分もやってきたことだから」という話を聴くと、こういう人間は、地上波テレビに決して出してはいけない人間だったのだとつくづく思います。犯罪はもう時効かもしれないが、こんな凶悪犯に、好き勝手言わせては絶対にいけないのです。
これはかなり本質をついている。それをすべて笑いにできる天才的才能とそして笑えればすべてチャラという今の日本の風潮に助けられている。いやもちろん笑いに規制をかけてはいけない。でもすべてTVでOKではないし、ブラックジョークは強者が発信するものではない。