日本語が発展途上中の外国人と、彼らに失礼な態度をとる人を見るたびNY生活時の自分を思い出す。英語の先生が「英語力であなたの知性や人間性を判断したりしないから。発音や文法なんて気にせず安心して自分の考え


日本語が発展途上中の外国人と、彼らに失礼な態度をとる人を見るたびNY生活時の自分を思い出す。英語の先生が「英語力であなたの知性や人間性を判断したりしないから。発音や文法なんて気にせず安心して自分の考えを話しなさい。NYは言葉を待ってくれる街よ」と言ってくれた時は本当に救われた。NY時代。大学の教授や大学院の学生課の職員も、生徒が"国籍"で差別されないよう徹底して守ってくれた。留学当時「朝鮮」籍だった私は、9.11直後からビザの問題で不安だらけだった。相談に行くと「我が大学の正式な生徒である貴方の学ぶ権利を守るのは私たちの義務です。心配しないで。大使館が  (続)(続) 大使館がビザを出さない場合、私たちが直接掛け合います」と言ってくれた。教授が、大使館に提出する学部長の手紙をゲットしてくれたり。ブッシュ政権については辟易していたが、アメリカ(NY)の懐の深さには惚れた。

その後、作品を発表するたびに恩師に報告し母校の授業でゲスト講義をしたり。