沖縄県知事選で立候補を表明している衆院議員の玉城デニー氏は10日、那覇市で記者会見し、政策を発表した


【三つのDについて】
先ほどの政策発表の会見中、三つのDについて発表させていただきました。どれも「新時代沖縄」のカギになる要素です。
一つめのダイバーシティというのは、日本でありながら、アジアにも開かれているという地理的優位性から生み出される、沖縄の経済的な強さです。かつて辺境とされた沖縄が、新時代においてはアジアの活力を取り込み、日本経済のフロントライナーになるのです。
二つめはデモクラシー。地方分権に向かう流れが加速し、ウチナーンチュが自分たちの政治を取り戻すチャンスが訪れています。この機を逃してはなりません。県だけではなく、市町村、民間、そして県民一人ひとりの参画を得て、真の民主主義を作り上げます。
三つめにディプロマシー。グローバルな政治・経済活動は、歴史的にも沖縄の得意とするところです。世界に広がるウチナーンチュ・ネットワークを活性化させ、ビジネスの輪を広げる。米国あるいは国際社会に直接沖縄が抱える基地問題を訴える。積極的な外交活動が新時代沖縄の切り札です。