何かをしてもらった(=迷惑をかけた)相手に対して恐縮も謝罪もせず平然としている人間に怒りを感ずるようになる。こうした敬語の構造は大げさでなく優生思想に通ずるだろう。この発想は「ハンディキャップを持ちな



日本人はなにかを依頼するとき目一杯へりくだり相手に詫びる。なぜなら「依頼する=迷惑をかける=悪」だから。どうも敬語の構造には、自分の尊厳を削り相手に贈与することで「依頼という悪」を許してもらうといった意味もありそう。英語にも謙譲っぽい表現はあるが無駄に自分を下げる表現は少ない。
この空気感に慣れてしまうと、何かをしてもらった(=迷惑をかけた)相手に対して恐縮も謝罪もせず平然としている人間に怒りを感ずるようになる。こうした敬語の構造は大げさでなく優生思想に通ずるだろう。この発想は「ハンディキャップを持ちながら堂々としている人間」を決して許さないのだから。
迷惑をかけることが悪であり、悪を許してもらうために尊厳や権利を贈与するという慣例は、個人に備わった権利や尊厳が他者のそれと交換可能なものであるという発想をもたらす。日本会議周辺に多い「権利と義務はバーター」という根強い信念のルーツですかね。
返信先: さん
その割には、その手の保守・右派は、山師的な輩に弱い気がします。
「下町ボ○スレー」然り「ク○スジャパンプロジェクト」然り。
斎藤環さんがキリンをリツイートしました
ノモンハン事件の辻正信、インパール作戦牟田口廉也がそんな感じです。空気をつくりだす人間に弱いタテ社会。