学問の自由を破壊した元凶は,石原慎太郎だった。あんな馬鹿に大きな顔をさせたことが、今日のメディアの崩壊、反知性主義の跋扈の始まりだった。
民主党政権が八ッ場ダム中止を政権公約に掲げた2009年、東京は石原都政。八ッ場ダムに関係する一都五県の中で、唯一、国に対峙できる力を持つと言われた都知事はダム推進を強く主張し、利根川流域一都五県知事を主導。東京都民は何の役にも立たない八ッ場ダムの負担金をダム完成後も支払い続ける。
日中関係悪化も石原慎太郎が勝手に外国で「尖閣諸島を都で買う」と宣言したことが発端です。あの時もマスコミは差別発言を繰り返す彼をろくに批判せず募った寄付金の行方を検証もせず退任後も時折放つ暴言妄言を石原節と持ち上げて甘やかしました。その罪は大きいです。
文系に価値は無いと宣言して文系学部を潰した自称作家の石原慎太郎は歴史に残る悪徳無能政治家だったな。現在の首都大の特色の無い無様な姿を作った犯人、石原慎太郎。何が都立大に戻すだ?本当に無責任、無政策な政治家しか日本にはいないな!
私の知人の教授も、このとき都立大を辞めました。慎太郎によってメチャクチャにされる前に辞めるんだ、と言っていましたね。
首大非就任者の会というのがありましたね。
http://www.kubidai.com/?TopPage
非就任こそしなかったものの、私の恩師(理学系)は、定年退官記念最終講義で吠えまくっていました。「独裁者のおかげで大学はめちゃくちゃです」
と。
http://www.kubidai.com/?TopPage
非就任こそしなかったものの、私の恩師(理学系)は、定年退官記念最終講義で吠えまくっていました。「独裁者のおかげで大学はめちゃくちゃです」
と。
個人的な怒りではなく、歴史の研究者としての職能的な怒りの積もりなのですが、その意味ではたとえば築地の仲買の人たちが、困って怒っているのと同じ種類の怒りです。余計なことをするな、人に迷惑をかけるなという種類の怒り。そういう形で怒らなければならないことが多すぎる社会は困ります。敬具