日本は"天皇の上"にアメリカを戴いている

日本は"天皇の上"にアメリカを戴いている 
ロシアのプーチン大統領が来日する前に、インタビューで痛烈なことを語っていました。「日本は日米同盟に縛られている。それはわかるが、独立国家でありたいという気持ちを少しでももっているのかね。どうやらもってないみたいだけど、そういう国とは真面目な話はできない。中国は独立国家たらんとしている。そういう国とは真面目に話す」と。その証拠に、動く、動くと言われていた北方領土の返還交渉は1ミリも動かない。それどころか、返すと言っていたはずの二つの島で、アメリカと提携して発電所を造ると言っている。


なぜ、日本がここまで堕ちていったのかというと、「国体」という人々を愚鈍にするシステムを150年続けてきたからです。支配を否認させるのが、「国体」ですが、さっきも言ったように、支配と向き合い、抵抗するところからしか、知性は生まれない。支配を否認させる「国体」のせいで、幼稚で愚かな状態に落ち込んでしまったのです。