森友問題、森友決裁文書問題、自衛隊日報問題、裁量労働制データ改ざん問題、加計学園問題。安倍エクストリーム擁護の防衛ラインはどんどん後退し、それでも、安倍首相は知らなかった、責任はない、と言い続けるので



投了できるのは、将棋のルールを知り、ルールを守る気があるからだ。安倍エクストリーム擁護をしている人たちは、行政の説明責任の問題なのになぜか刑事事件の無罪推定を振り回してルールを理解してないし、かつ、防衛ラインが崩壊したら一歩引いてまた防衛しているだけで、ルールを守る気もない。森友問題、森友決裁文書問題、自衛隊日報問題、裁量労働制データ改ざん問題、加計学園問題。安倍エクストリーム擁護の防衛ラインはどんどん後退し、それでも、安倍首相は知らなかった、責任はない、と言い続けるので、安倍首相は5年も総理なのに、何も知らない、統率も取れない、無能になっている
全部知ってるんだよ。常識的に考えて。総理大臣なんだから。そして、本当に知らなかったというのなら、それ自体が、辞職に値する。安倍首相と財務省の幹部の官僚って、日弁連の会長と単位会の関係じゃないからね。安倍首相は、電話一本で官僚を呼びつけて、いつでも説明をさせることができる部下だ。森友学園問題自体は国政全体から見れば「小さい」問題かもしれないが、昭恵氏が何度も訪れて、安倍首相自身、籠池氏のことを妻から聞いており、自身の講演の予定があったことを国会で認めている。安倍首相にゆかりのある者の案件であることは明白。安倍首相にとって「その他大勢」の事案ではない。森友決裁文書問題は、森友学園問題が国会で大きな問題になった後に発生した問題なんだから、「社長が小さな支店のことを知るわけないだろう」というのはおかしな意見で、本店の中枢の問題だ。自衛隊の日報改ざん問題も、安保法制の違憲性や、南スーダンPKOの適法性、さらに日報の隠ぺいが国会で大きな問題になった中での問題であり、やはり、会社で言えば、本店の中枢の問題。加計は、安倍首相自身が議長を務める会議のことであり、「腹心の友」の事業計画を知らなかったという安倍首相の説明が限りなく嘘くさい。裁量労働制のデータ改ざんも、「働き方改革」が今年の通常国会のお題目だったはずなので、一見して不自然なデータについて、不自然さを何も検証することもなく、結局嘘だとばれるのは、もの凄く控え目に見ても、総理大臣として無能。総理大臣が国政の隅から隅まで知ってるわけないだろう、というのは一般論ではその通りだが、安倍首相にとって、または、野党の追及により、国政の中心課題だったものばかりであり、総理大臣がどれもこれも現実を知らないのは、それが本当なら、やはり極度の無能の徴表なのである。