「家族の崩壊」言説は1891年の穂積八束「民法出テヽ忠孝亡フ」を出発点にしても、すでに120年近く「家族」は崩壊しっぱなしということになっているので、まだ崩壊してないものが残っているのが驚き。ちなみに

「家族の崩壊」言説は1891年の穂積八束民法出テヽ忠孝亡フ」を出発点にしても、すでに120年近く「家族」は崩壊しっぱなしということになっているので、まだ崩壊してないものが残っているのが驚き。ちなみに、「出征」「戦死」とか「出稼ぎ」とかといったさまざまな要因による人口的な大流動があったのだが、そういう事態は右派論者にとって「家族の崩壊」にカウントされていないのが興味深い。靖国システムのチカラで、死後も「家族」と「家族国家」の構成員の役割は続くという……