三浦瑠麗の再反論“大震災時に北朝鮮工作員の迫撃砲発見”に阪神大震災を取材した記者たちが「聞いたことない」


三浦瑠麗の再反論“大震災時に北朝鮮工作員迫撃砲発見”に阪神大震災を取材した記者たちが「聞いたことない」

三浦瑠麗の再反論“大震災時に北朝鮮工作員の迫撃砲発見”に阪神大震災を取材した記者たちが「聞いたことない」

阪神大震災当時、地元の神戸新聞の記者だったジャーナリストの西岡研介氏に聞いたところ、こんな明快な否定が返ってきた。「僕は阪神大震災発生時から半年間、震災現場を取材して、その後、(兵庫)県警担当に戻って警察取材をしていたけど、そんな話は一切聞いたことがない。そもそも、そういう危険なものが出てきたら現場を封鎖するから、マスコミにすぐ知れ渡って、記事になってるやろ。現に、瓦礫撤去のときに旧日本軍の手榴弾や砲弾が出てきた話は報道されてるからね。でも、当時、北朝鮮工作員迫撃砲が発見されたなんて話は一切なかった。県警担当時代もないね。見つかったら、兵庫県警の外事が絶対に動くはずだけど、そういう動きはみじんもなかった。僕は神戸新聞を辞めた後、公安マターもかなり取材してるし、公安内部に情報源もいるけど、そんな話は本当に聞いたことがない」 また、やはり当時、神戸新聞記者として、震災取材にあたっていたジャーナリストの松本創氏もこう話す。「震災から1年余り、在日の人が多い長田区を足場に、主に外国人被災者の取材をしていました。さまざまな民族団体や支援団体に出入りし、領事館や行政・警察にも話を聞いた。そういうなかで、『アジア系外国人の窃盗団』や『瓦礫に連れ込んでレイプ』といった、いまでは公式に否定されているデマは耳にしましたが、迫撃砲発見なんて話は、デマとしても一切聞いたことがない。何年も経ってから捏造された陰謀論の類いでしょう」