北朝鮮に圧力をかけて軍事的緊張が高まるほど、日本に兵器を売り捌けることを米国は知ってる。そうして何千億という日本人の税金が、教育も社会保障も削りながら、誰も幸せにしない兵器の購入費に使われてゆくわけで


きょうの日米首脳会談後の会見ですごいなと思ったのは、ニューヨーク・タイムズ紙の記者がこの報道に絡む質問をしたとき。/日本、迎撃すべきだった 北朝鮮ミサイルで米大統領 | 2017/11/5 - 共同通信 47NEWS

NYTの記者は一つの質問の中で、まずトランプ氏に中国について尋ね、続いて安倍首相に「大統領は日本が北朝鮮のミサイルを北海道の上空から撃ち落とさなかったことに失望しているそうだ。日本が防衛で担うべき役割については話題になったのか」などと聞いた。
するとトランプ氏は、「安倍首相(への質問)の答えを少しだけ言ってしまえば、米国から多くの兵器の追加購入をしたときに、上空から撃ち落とせるだろう」「非常に重要なのは、日本の首相が、莫大な量の兵器を買うことだ。そうすべきだ」と回答。なんと安倍さんのかわりに答えてしまった。
ちなみに中国に関しては「私の習近平国家主席との関係は、これまた(安倍氏と同様に)素晴らしい。私は彼が大好きだ。彼は私の友だ。彼も私を友だと思っている」「考えの違う部分もあるが、貿易に関しては非常に近い」とした上で、対中国で貿易赤字が多すぎると不満を口にした。いつもどおり。
トランプがツイッターで垂れ流してる通り、北朝鮮に圧力をかけて軍事的緊張が高まるほど、日本に兵器を売り捌けることを米国は知ってる。そうして何千億という日本人の税金が、教育も社会保障も削りながら、誰も幸せにしない兵器の購入費に使われてゆくわけです