第80回 “情報鎖国”日本から世界を知るために今すべきこと




中東を中心に世界を駆け回り、人道支援活動を続ける高遠菜穂子さんがゲストです。2004年に起きたいわゆる「イラク日本人人質事件」の当事者で、当時は「自己責任」論の大バッシングの中、それでもその後、また中東に戻り、継続的な支援活動を続けていらっしゃいます。その信念と強さはどこから来ているのでしょうか?

番組では、紛争地に入り取材や支援を続けておられる高遠さんだからこそ感じる、日本と世界の情報格差について、また戦争への靴音が聞こえて来そうな今の日本を世界はどう見ているのかなどについてじっくりと伺って参ります。

「日本は、平和国家を標榜しながら、戦争に加担している国なんだよね」・・・
高遠さんは活動をする中で、実際にそんなことを言われたといいます。