マイケル・ムーア、オバマ大統領広島訪問の意義を語る
凄惨(せいさん)な銃乱射事件を切り口に銃社会アメリカに疑問を投げかけた映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したマイケル・ムーア監督がインタビューに応じ、今回のバラク・オバマ大統領の広島訪問について見解を語ったほか、自身の広島訪問についても振り返った。
ただ、「原爆が投下された時の日本はすでに、国の首脳部の意見とは裏腹にもう戦争を続けられる状態ではなかったのかもしれない」と分析するムーア監督は、「あくまで私個人の見解だが」と前置きしてから「その時のアメリカ大統領は『この爆弾が本当に使用可能かどうか試すべき』と誰かに説得されたんじゃないだろうか」と推測した。