記憶という遺産をめぐって〜なぜ「南京」はこれほど問題化するのか?

■記憶という遺産をめぐって〜なぜ「南京」はこれほど問題化するのか?
10月13日、日本政府は、南京虐殺事件を記憶遺産に登録したユネスコに対し、「南京」の記憶遺産申請は中国の政治利用であると批判し、「ユネスコへの拠出金停止」を発言。「公平性と透明性」を強く求めました。
問題は、日本政府として、南京虐殺事件はその規模にとどまらず存否にまで異論が噴出している現状で、記憶遺産として認めることの違和感を呈したものと思われます。
そこで、今回のラジオフォーラムでは、「記憶という遺産をめぐって〜なぜ南京はこれほど問題化するのか?」と題し、2007年に映画『南京―引き裂かれた記憶』を監督された武田倫和さんをゲストにお迎えします。
加害者である旧日本兵、被害者である中国市民、双方へのインタビューを膨大な時間をかけて行ってきた末に見えてきた真実とはどういうものだったのか?加害者・被害者で驚くほど違う、「南京」の記憶を検証します。
※映画『南京 ― 引き裂かれた記憶』をご覧になりたい方、また、上映会などを企画されたいれたい方は、以下のYouTube予告編映像の下欄に情報を公開していますので、ご参照下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=jSaYq3BNEJQ
■私たち抜きに決めないで! 弱者と安保法〜みんなジャーナル
SEALDs KANSAIと同様、安保法案反対デモに参加していた10代、20代の若者中心のグループに、大阪の福祉関係者や若い当事者たちの有志からなる「ぐらり(Gradation×Rights、人間らしく生きる権利を求める有志)」がありました。
今回は、障害者なども参加する「ぐらり」のデモ参加への思いなどについて「ぐらり」の林祐也さんと、滝川ハルヒさんにお話を伺います。