「戦争をどう記録し伝えていくか」

戦争の記憶と記録を引き継ぐ若きジャーナリストたち
アジア太平洋戦争の敗戦から69年目の夏を迎えています。8月は毎年のように、テレビや新聞で戦争特集が組まれています。
しかし、戦争の時代を直接体験した人、戦地に兵士として赴いた人は、どんどん世を去っています。沖縄戦、米軍による無差別空爆、原爆投下といった国家が始めた戦争で、日本人も多大な犠牲を払いました。その一方、日本軍はアジアの国々を侵略し、大変な被害を与えています。戦争の被害と加害、その直接体験を語れる人は、もう多くありません。
これから戦争をどう記録し、伝えていくのか、ジャーナリズムにとっても大きな課題です。
そこで今回は、生まれる遥か前の戦争をどう記録し伝えていくのか 戦争体験取材に挑む若き2人のフォトジャーナリストにその体験と思いをお聞きます。
 
 
 
 
 
 
 
○宮田幸太郎さん
1974年生まれの40歳。2011年から中国南京市を計6回訪れ、生存者52人の写真を取材撮影しました。2012年に「南京大虐殺生存者」をテーマとした写真展は各地で大きな反響呼びました。
○小原一真さん
1985年生まれの28歳。金融機関で働く傍ら写真を学び、2011年の3月、東日本大震災を機に退職、被災地での取材を開始し、福島第一原発への潜入取材は世界的スクープに。また今年7月に大阪大空襲の被災者を取材した写真集『サイレント・ヒストリーズ』は被災者の現実に深く入り込んだ記録として高い評価を得ました。小原さんの写真集販売サイト(英語)→ HANDMADE PHOTOBOOK ”SILENT HISTORIES” BY KAZUMA OBARA
 
*********************************************
以上
より転載