サディスティックでおぞましい」:イスラエルによるガザ地区での食糧と医療品の制限についてノーム・チョムスキーが語る

http://www.democracynow.org/2014/8/11/sadistic_grotesque_noam_chomsky_on_how

より転載

http://www.democracynow.org/2014/8/11/sadistic_grotesque_noam_chomsky_on_how

 

MIT教授ノーム・チョムスキーは、イスラエルの元国家安全保障顧問が先日話したように、ガザ地区についてのイスラエル政府内の議論は「ぎりぎりの生存」を許すべきか「悲惨さと飢え」を負わせるべきかのいずれかというものだと話します。
イスラエルの専門家たちは、ガザ住民が生き延びるのに必要なカロリーを正確に、細かく計算しました。
彼らの行った制裁を見ると、とてもおぞましいものです。
ジョン・ケリー(米国務長官)さえ彼らを苦々しく非難しています。
生き延びるためだけに十分なカロリーなんて、彼らはサディスティックだ」とチョムスキーは語ります。
チョムスキーはまた、イスラエルの破壊を求めるハマスの綱領に対して注目が広がっていることについても話します。
「それに注目する唯一の人々は、この綱領をいたく愛しているイスラエルプロパガンダ要員です。
その綱領は1988年、包囲され攻撃されていた中で少数の人々が作ったものです。
それは実質的に意味のないものです。意味を持つ綱領もありますが、それらについて言及されることはありません。
例えば、イスラエルの与党リクードの選挙政綱は、ヨルダン川の西岸にはパレスチナ国家は決して存在することはできないとはっきりと定義づけています。
 そして彼らは、それを政治綱領、選挙政綱に含めるだけでなく、実際にそれを実行しているのです」チョムスキーは話します。